KAZ矯正歯科ブログ

東京都千代田区神保町のKAZ矯正歯科、院長 高橋和明です。

インビザラインG3とは、インビザラインの新しいアプリケーションです。
「予測実現性の向上」「適応症例の拡大」「利便性の向上」の3つの柱に
様々な改良がされたものです。

≪予測実現性の向上≫
1️⃣「スマートフォース」機能の適用範囲の拡大
特定の歯に特殊な動きを実現させる為に「スマートフォース」機能がありますが、
その機能の「最適アタッチメント」と「パワーリッジ」の適用される範囲が拡大されました。
※パワーリッジ・・・前歯の歯根を舌側方向へ傾けるような動きの補助をする
アライナーに組み込まれるくぼみの事

2️⃣歯牙移動の難易度評価
クリンチェック上で個々の歯の移動の難易度が識別できるようになりました。

≪適応症例の拡大≫
上下の顎の位置のズレのある患者様に使用する頻度の高い顎間ゴムをかけやすくする
カット（プレシジョンカット）があらかじめアライナーについてくるようになりました。

≪利便性の向上≫
1️⃣クリンチェックver3.1
クリンチェックがバージョンアップし、効率性、操作性が向上しました。
2️⃣インビザライン　ドクターサイト
患者様関連情報の種類が増え、症例管理が向上しました。

インビザラインG3は、2011年5月16日より導入されます。
上記はかなり専門的な内容ですが、インビザラインの機能が向上し、操作性も上がるという事は、
それだけ患者様にもより良い治療が提供できるものと考えております。